宿命と・・・
出勤の用意をしながらTVをつけたら、マイケル・ジャクソン氏の死去が報道されていました。 とくにFunだったわけではないので特別な感情は湧きませんでしたが、少し寂しい心持になりました。
洋の東西を問わず人は古来より、『不老不死』や『永遠の若さ』を求めてきました。 人として生きている限り絶対に実現することのできない宿命だからこそ、多くの人々はなおソレを求めるのでしょう。
ところが、西洋科学というものは「探究心」「進歩」という錦の御旗を掲げ、人々の限りない「欲望」を実現させることを正義としています。 事実、自然現象として受け入れなくてはならない様々な不可能を、可能にしてきました。
A:「もっと鼻が高かったら、恋を成就できるのに・・・。」
B:「だったら鼻を高くして、ついでに二重瞼にしておきましょう。」
A:「ボクの肌が白ければ・・・。」
B:「だったら全身、真っ白にしちゃいましょう。」
物事の評価を相対的に感じとる限り、どんなに幸せが続いてもソコに必ず不満が生まれます。 ソレを否定するのであれば、人であることを放棄しなくちゃなりません。
昼がくるから夜がくるし、悲しみがあるから喜びがあるのではないでしょうか? 抗うことのできない摂理を受け入れる覚悟をしたうえで、課せられたルールのなかで精一杯生きて生きたいものです。
マイケル・ジャクソン氏は富と名声というJokerを使って、有り得ない事柄を実現してしまいました。 彼にどのようなコンプレックスや願望があったかは解りませんが、運命のルールを逸脱してしまった人の姿は、決して美しいものではありませんでしたね。
多くの事柄を考えさせる、重い出来事でした。 ご冥福を・・・。
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