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高血圧とストレスと日本人


Photo寒くなってきましたね。 今年は特に寒さが厳しいという予報ですから、血圧が高めの方はどうぞお気を付けください。 なにせ寒い時には、血圧が「ぽんっ」て上がりますからね。

「血圧」というのは読んで字の如く、「血を送りだす圧力」のことを言います。 「ドキドキ」したり「キュッ!」とすると、心臓の拍動は急激になり、血管は細く縮みますから、圧力が高くなるんですよ。


さて、厚労省の調べによりますと、成人男性の約60%&成人女性の約40%が高血圧症(140/90mmHg)だということです。 ボク達が医学を習った20年前は160/95mmHgが基準とされていましたから、当時から比べると数値が下がった分だけ高血圧症という診断を下される患者さんが増えたことになります。 困った話しですね(^^;)



この高血圧症には、2つのパターンがあります。 高血圧と一言で云っても、その原因はまったく違うのです。

『本態性高血圧』
発症理由が特定できておらず、遺伝要因や環境要因が複雑に関与しているだろうと思われている。 高血圧症の約90%が、本態性高血圧だとされている。

『二次性高血圧』
腎不全・糖尿病・膠原病を原因とする、二次的に起きた高血圧症。


というコトは・・・成人男性の約50%は、理由の解らない高血圧を患っているということになります。 遺伝性のモノならば、ご両親や親族をチェックすれば解るでしょう。 ただし、その親御さんが暮らしている環境ストレスと同様のストレスを子息が感じていたならば、それは遺伝要因ではないということになります。 実際のところ、「遺伝か否か?」は遺伝子を診なければ解
らないということでしょう。

となると、このデータをもとに現段階で解っていることは、「みんなストレスを抱えて生きている」というコトですね。 職場環境・職務のプレッシャー・就労時間・人間関係・家族の課題・休養不足ナドナド・・・環境要因として挙げられる要素は、山のようにあります。



降圧剤は、緊張によって働く自律神経(交感神経)を抑えることで、血圧を下げるお薬です。 というコトは、日常のストレス・マネージメントが高血圧の患者さんに必要なFirst Aidだと思うのですが、いかがでしょう?

「疲れに1本!」という栄養ドリンク剤にはカフェインが入っており、一時的な興奮によって疲れを感じさせなくすることが目的です。 ですから、休むことができずに「ココイチ」で踏ん張らなくちゃならない時には効果的ですが、常用してしまうと「いつも交感神経が働いている状態」になってしまいます。 身体は環境に順応しますから、やがてドリンク剤が効かなくなり、もっと強力な興奮剤を欲するようになってしまうワケです。

コレって、ちっとも健康的じゃないでしょう? 「頑張ってますね」なんて、ちっとも誉め言葉じゃない! むしろ、周囲の人がくれる危険信号ですよ(^^;) 

しっかり休息をとって気分転換することで、心身をリセットすることが「ご自愛」の基本。 高血圧の治療目的でも、肩コリの緩和が目的でも、ちょっと休息のためにも、鍼灸院を活用くださいませ。 鍼灸院には、『ご自愛メソッド』がたっぷりご用意されているのですから。

【鍼灸Meridian烏丸】

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