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STOPしゃっくり!

Photo 「鍼灸」という医療は、「東洋医学(中国伝統医学)」の一つのスタイルを示しています。 他にも「湯液(漢方薬)」や「推拿(按摩)」などの療術がありますが、いずれも「陰陽五行という概念で身体をバランスさせるための方法」として発達しました。 

現在の日本では免許の制度として各々が独立したものとして扱われていて、その目的は「病気(疾患)の治療」とされています。 本来の目的と似ているけれど、なんだかちょっと違う・・・時代や文化とともに変化するというところが、東洋医学が非常に文化的だといわれる所以なのでしょう。


さて、ボク達「鍼灸師」は鍼と灸を扱うプロフェッショナルですが、本質的には東洋医学を実践するプロだということができると思っています。 その内容は、「身体を伝統的な方法で観察⇒病理学&生理学的に把握⇒陰陽五行という概念に従って調整をする」ことがお仕事の目的で、その結果として症状が寛解してゆくというストーリーを紡いでいるのです。


今日は、「しゃっくりが止まらない」という患者さんが来院されました。 インターネットで検索しても、なかなかしゃっくりを一発で止める方法は出てきません。 今のところ、「時間薬」しか処方が無いのです(^^;)

東洋医学的に診ると・・・身体の正常なバランスとは、横隔膜の上(胸)が冷たくて、横隔膜の下(腹)が温かいというものです。 風邪や肺炎があれば横隔膜より上が熱くなるし、冷たいものを一気に飲めば横隔膜よりも下が冷たくなります。 原因はいずれにせよ、熱のバランスが「胸<腹」から「胸>腹」になったときにしゃっくりが始まるのです。

通常ですと、ボク達は鍼と灸を使ってこの熱のバランスをコントロールするのですが、あまりにもしゃっくりが大きくて苦しそうだと、アイスノンとホットパックを使って一気に陰陽のバランスを戻します。 で、胸にアイスノン&腹にホットパックを置くと、ものの1分も経たないうちにピタッとしゃっくりが止まるんですよね。

今日の患者さんも、あまりの即効ぶりに笑ってました(^^)


東洋医学を知れば、日常でのケアがとっても簡単! 鍼灸院へ通院されている方は、ぜひ治療を受けるだけじゃなく、体質や症状に合った養生法をお訊ねください。 なんでもかんでも鍼灸で治せるワケではありませんが、すっごくエコロジー&エコノミーな医療だと思いませんか?

【鍼灸Meridian烏丸】

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